株式会社アーバンリサーチ様 〜事業拡大に対応できる柔軟なシステムを構築〜

アーバンリサーチ 佐藤様、NJC 井並

事業拡大に対応できる柔軟なシステム構築には、「AWS」とそのクラウド運用支援サービス「Ezharness」が必要不可欠でした。

(写真右/株式会社アーバンリサーチ 事業支援本部 業務システム部 チーフ 佐藤 剛様、写真左/日本事務器株式会社 関西支社 ITソリューション営業部 ニューソリューション営業グループ 井並 萌)

国内外に約270店舗を展開。メンズ・レディースウェアなどの企画・販売・製造を手がける株式会社アーバンリサーチ様(以下、アーバンリサーチ)では、事業拡大に伴うシステムの構築・拡張のために、AWS(Amazon Web Services)および日本事務器のクラウド運用支援サービス「Ezharnessシリーズ(以下、Ezharness)」を活用し、柔軟性に優れたシステムインフラの企画・構築・運用を実現しています。Ezharnessを採用した経緯やメリットについて詳しく伺いました。 アーバンリサーチ様ロゴマーク

 【概況】-セレクトショップ約270店舗を全国で運営、海外進出やオムニチャネル化も積極展開-

 【背景】-事業戦略を具現化するために人的リソースを集中投下-

 【選定理由】-AWSに関する実績やノウハウに加え、技術力や経験値も高く評価-

 【利用状況】-Ezharnessを利用して3つのシステムを企画・設計・構築・運用-

 【効果と今後の予定】-重要なビジネスパートナーとして日本事務器に期待-

 

セレクトショップ約270店舗を全国で運営、海外進出やオムニチャネル化も積極展開

アーバンリサーチの事業概要について教えてください。

アーバンリサーチは1997年の初出店以来、「URBAN RESEARCH」をはじめとしたファッションを中心としたセレクトショップのほか、カフェ・レストラン・フラワーショップなどを全国に展開し、現在、店舗数は約270店舗におよびます。2016年には台湾へと初の海外進出を果たし、2017年には「URBAN RESEARCH」ブランドの立ち上げ20周年を迎えることができました。

また、ECサイトとリアル店舗とを連携するオムニチャネル化を進めており、『常にお客様の立場に立つ』ということを大切にしながら、ここまで創ってきた伝統を大事に守っていくことはもちろん、「伝統は革新の連続」という考え方のもと、新しい伝統づくりへと積極的に取り組んでいます。

事業戦略を具現化するために人的リソースを集中投下

クラウド活用において、自社運用でなくベンダーと協業した背景を教えてください。

事業戦略に合わせて安全かつコストパフォーマンスに優れたシステムを迅速に運用するためには、外部の専門家の技術力やノウハウを積極的に活用し、その分、社内では経営方針やユーザの声を吸い上げて、課題をクリアし、事業戦略をどのように具現化するかという方向性や、そのために必要な情報を得ることに人的リソースを集中投下するというのが当社の方針となります。

また、社内の限られたIT担当者で、インフラに限らず、基幹システムや業務システム、ECサイトなどをカバーしなければなりません。高度な知識やノウハウを蓄積して、社内で企画や仕様を固めて、構築や保守・運用までをすべて対応するのは容易なことではありません。

実際、クラウドやAWSに関しても、技術や機能は幅広く、その進化はとても早いため、細かな領域や設定までをカバーしてくれるベンダーが必要でした。

AWSに関する実績やノウハウに加え、技術力や経験値も高く評価

日本事務器を選んだ理由を教えてください。

日本事務器には当社が「情報インフラプラットフォーム活用に関するグランドデザイン」を策定した際に、全面的に協力をしてもらいました。その際、戦略的なICT利活用の提案を受け、技術力や経験値を高く評価し、ネットワークの再構築やその後の運用などを依頼した経緯もあります。

さらに、当社の方針や事情を理解してもらっているため、基本的な情報を繰り返し説明したりする必要がなく、当社目線で相談に乗ってもらえるというのも重要な評価ポイントでした。

日本事務器は、基幹システムや業務システムを開発・運用してきた経験も豊富な上に、AWSの「APN Advanced コンサルティングパートナー」にも認定され、数多くのAWS案件を支援した実績があることから、安心してサポートを依頼できると判断しました。

Ezharnessを利用して3つのシステムを企画・設計・構築・運用

Ezharnessを利用して構築・運用しているシステムの概要を教えてください。

現在、Ezharnessを利用してAWS上で運用している主なシステムは、「売上データ等の分析」「メディアサイト運用」「海外からのアクセス環境」の3つとなります。各システムの仕様と概要は次の通りです。

■売上データ等の分析(Ezharness Hosting Plus)

基幹システムやECサイトなどからデータを収集・加工・蓄積・閲覧するためのシステムを構築しています。収集したデータを迅速に加工することで、週次・月次・年次などの売上情報や、販売実績、在庫情報をさまざまな角度で、かつリアルタイムに事業部門にフィードバックできます。

現時点では限られた店舗を対象としたテスト段階となりますが、全店舗で利用を開始した際のデータ処理速度やデータ容量の変化に合わせて、システムを柔軟にスケールアップ・スケールアウト可能なAWSを選定しました。

■メディアサイト運用(Ezharness Hosting Plus)

アーバンリサーチの全ブランドに関するファッション・ライフスタイルにおける情報サイト「URBAN RESEARCH MEDIA」をAWSで運用しております。

URBAN RESEARCH MEDIA:https://media.urban-research.jp/

アーバンリサーチ 佐藤様(2)

「AWSによるシステムインフラの企画・設計・構築・運用にEzharnessを利用しています」(佐藤様)

■海外からのアクセス環境(Ezharness DaaS Plus)

台湾や中国の海外拠点から社内システムへアクセスするために、Amazon WorkSpacesによる仮想デスクトップ (DaaS)環境を整備しています。専用の機器や複雑なシステムを導入することなく安全に利用でき、コストも抑えることができました。

重要なビジネスパートナーとして日本事務器に期待

アーバンリサーチ 佐藤様(1)

「相談のレベルから、実際の構築や保守・運用まで、トータルで任せることができます(佐藤様)

クラウドを活用した効果について教えてください。

柔軟性、スピード、資産管理などの面でメリットが生まれています。
環境構築や追加・変更を柔軟かつスピーディーに対応できるため、企画から実現までのタイムロスが少なくなりました。また、不要となったシステムがあれば、停止・削除を容易に行えるため、オンプレのハード管理のような煩わしさが排除できています。

Ezharnessには実際の設定や保守・運用もトータルで含まれているため、我々は運用面を気にすることなく、戦略の方向性や立案といったコア業務へリソースを集中投下できる体制づくりにつながっています。

今後の拡張予定などがあれば教えてください。

現在、ECサイトとリアル店舗との連携強化を図るオムニチャネル環境の整備を進めており、データ分析システムの構築も、その取り組みの一環となります。事業戦略を具現化するプラットフォームとしてクラウドをより積極的に活用していくつもりです。

日本事務器への要望や評価があればお聞かせください。

今後めざすオムニチャネル化、さらには効率的な業務体制の運用にはクラウドやAWSは重要なポイントになることは間違いありません。その活用を促すために、日本事務器のサポートは不可欠です。

日本事務器は何か言われてから行動するのではなく、常に能動的に行動してくれます。
「こういうことを実現したい」、「こうすれば実現できるはず」という段階から気軽に相談ができ、それを実現するために最適なシステムインフラの企画や構築・運用プロセス、仕様などを一緒に考え、具体的な提案をしてもらえます。また、最新動向などの情報もタイムリーに提供してもらえるので、とても助かっています。

今後も当社の事業を支えるビジネスパートナーとして大いに期待しています。

取材日:2019年12月
※ 所属組織、業務内容、写真、インタビュー内容は取材当時のものです。
※Amazon、Amazon Web Servicesは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

この事例で使われたソリューション

 クラウド型運用支援サービス「Ezharness Hosting Plus」(イージーハーネス ホスティングプラス)


更新日:2020年02月05日

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