株式会社フォーミュレーション様 〜データセンター運用からクラウドへ〜

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地上波で放送中のゴールデン番組を多数を手掛ける、業界シェアナンバー1との呼び声も高い株式会社フォーミュレーション(以下、フォーミュレーション)では、Ezharness FileServer Plus(イージーハーネス ファイルサーバプラス)を導入し、ファイルサーバーとして導入。利用者の使い勝手はこれまでと変わらず、管理負荷軽減やBCPの強化を図りました。導入の経緯や効果について、ご担当者に詳しく伺いました。

 テレビ番組などのネタ探しをするフォーミュレーション

 社員全員が使用するファイルサーバーとしてEzharness FileServer Plusを採用

 データセンター配置のファイルサーバーをクラウドストレージに移行

 AWSインフラとワンストップサービスを評価

 大幅なコスト削減やセキュリティやBCPの強化を実現

 長期間にわたるパートナーシップに感謝

 

テレビ番組などのネタ探しをするフォーミュレーション

フォーミュレーションについてご紹介ください。

当社は1986年創業、ドラマ・映画の原作・脚本協力リサーチをはじめ、番組・CMやWEBコンテンツ等の制作のサポートなども手掛ける「ネタ探し集団」です。時代の変化とニーズに合わせ、テレビのネタ探し集団として人材の派遣、放送作家による企画提供など、エンタメ業界の困りごとを解決するべく事業を展開しています。

社員全員が使用するファイルサーバーとしてEzharness FileServer Plusを採用

Ezharness FileServer Plusの利用状況について教えてください。

当社では、社員全員が利用できるファイルサーバーとして、Ezharness FileServer Plusを使用しています。データの種類等によって保存する場所(ストレージ等)は異なりますが、基本ローカルディスクへの保存は禁止しており、通常の業務で使用するデータはEzharness FileServer Plusのファイルサーバーに保存しています。

なお、Ezharness FileServer Plusはクラウドストレージサービスですが、当社グループのオフィスからのみのアクセスに制限できるため、セキュリティ面でも安心しています。

ファイルサーバーにどのくらいの容量のデータを保存していますか。

Ezharness FileServer Plusに移行する以前は、ファイルサーバーに数十TBという大量なデータを保存していました。この移行をデータスリム化の好機ととらえ、社員に整理してもらい、約1/5に縮小し移行を実施しました。メイン業務で利用するWordやExcelファイルは別のシステムに管理されていた為、業務全体への影響も最小限に抑えることができました。

クラウド移行を「データスリム化」に利用しようと思ったのはなぜでしょうか。

移行先のファイルサーバーの容量を最小限にして、コストを抑えたかったこと。移行時にコピーするデータ容量が少ない方が短い時間で済み、リスクが少ないこと。そして、本当に必要なデータをコンパクトにすることで各自の業務の効率化を図れると考え、各自がデータを整理するには良い機会であると判断したためです。

データセンター配置のファイルサーバーをクラウドストレージに移行

移行する以前は、どのようにファイルサーバーを運用していたのでしょうか。

データセンターを契約し、そこに2台のファイルサーバーで冗長化運用し、さらに2本のVPN回線を使用してアクセスしていました。サーバーをオフィスで運用していては、火災や地震などの災害が発生したとき、サーバーを守り切れずデータを失ってしまう可能性があるからです。データセンターであれば、災害対策や運用をスムーズに行うための施設が充実しています。

サーバーを冗長化しているのは、サーバー本体やハードディスクなどに故障が発生したときに、データを守るためです。

十分な構成に見えますが、今回なぜクラウドストレージへ移行したのでしょうか。

災害や故障に対する様々な不安を打ち消すため、このような構成でファイルサーバーを運用していましたが、不安自体がすべて無くなったわけではありません。
以前はハードディスクなどの機器故障があるたびにベンダーから電話があり、実務に影響はないと説明されても「本当に大丈夫なのか」と心理的な不安がありました。また、データ量が増えて、容量圧迫で業務へ影響が出ないかも心配しながら運用していました。

クラウドストレージであれば、運用も故障対応もサービスの提供会社に任せられ、使用容量も簡単に増やせるので、私たちの不安やストレスが減りますし、多くの機能があらかじめ用意されているので、自分たちで構築したり用意したりする必要がありません。

また、ある程度の高性能なサーバー2台を購入してシステムを組み上げ、運用のサポートを依頼し、データセンターで運用すると多くのコストがかかります。クラウドストレージであれば、コストの最適化が容易と考えました。

そしてもう一つ、保守切れの問題があります。今回も保守切れがきっかけとなったのですが、ハードウェアを運用する場合、数年ごとに入れ替えを検討しなければなりません。自分たちで入れ替えたいと考えるときまで、長く使えるシステムを導入したいと考えました。

AWSインフラとワンストップサービスを評価

なぜクラウドストレージとして、Ezharness FileServer Plusを選んだのでしょうか。

今回移行したファイルサーバーとは別に、クラウドストレージを利用していました。ただし、そのサービスは、私たちにとっては設定が面倒な専用の通信機器が必要だったり、利用者の登録を保守企業に依頼する、利用者PCのキッティングを依頼するなど、管理者の手間を省いてくれるものではなく、むしろ手間のかかるものでした。

一方、Ezharness FileServer Plusは、機能が豊富でファイルサーバーの利用者の使い勝手は変わりません。またActiveDirectory(AD)と連動したユーザー管理のため、管理者の負担や不安を軽減してくれて、コストパフォーマンスも高いサービスだと思いました。

たとえば、専用の通信機器は不要ですし、利用者の登録なども自社でADに登録すれば、自動で反映されるなど機能も充実しています。

コスト面でも最適なサービスでした。データセンターでファイルサーバーを買い直して継続していた場合と比較すると初期費用を「数十分の一」に、ランニングコストもデータセンター費用と比較すると抑えることができ、メリットがありました。

サービスインフラに関しても、世界中の多くの企業で採用されているAmazon社のAWS(Amazon Web Services)をベースとしているので信頼・安心できます。Amazon社のストレージサービスも利用したことがあるのですが、利用費用が通信量ベースなので毎月変わり、ファイルサーバーとして使用するには都合の良いものではありませんでした。また、請求もドル建てで来るので面倒なところもありました。Ezharness FileServer Plusは、契約容量で一定額が請求され、円建てで請求されるので、経費処理も楽になりました。

サービスの窓口もワンストップで、普段接している日本事務器の担当者に連絡すれば対応してもらえます。例えば、停電や電源でネットワークの切断が発生した際は我々が気づく前に日本事務器から「今落ちてますよ」「どのハブが原因ですよ」と連絡を頂ける体制であったり、様々な問い合わせに対して部署間をたらい回しにされずに担当者がまず受け取ってくれるなどの対応に信頼を置いており、今回のファイルサーバー移行においても期待した対応をしてもらえてます。

大幅なコスト削減やセキュリティやBCPの強化を実現

移行に当たって、苦労したことはありますか。

データ移行に数週間かかりましたが、業務に影響がでないよう日本事務器にて移行計画を実施いただいたので問題なく実施できました。
苦労というほどではないのですが、複合機のスキャン機能で作成したデータの保存先の調整があった程度です。

では、導入効果を教えていただけますか。

繰り返しとなるかもしれませんが、利用者の使い勝手が変わらず、移行の際にも混乱が無かったことが、大きな導入効果です。先ほども話をしたように、コストを抑えられたこと、ユーザー管理やメンテナンスなどの負荷やストレスが削減されたこと。間接的なものかもしれませんが、データを整理できたことも効果と捉えています。

利用し始めて恩恵に気づいた点としては、利用者が誤って削除したデータを利用者自身で復元できることで、利用者の満足度向上と管理者の工数削減にも繋がっております。

長期間にわたるパートナーシップに感謝

今後の拡張予定などがあれば教えてください。

他のストレージサービスとの使い分けや連携を検討したいと思います。また、Ezharness FileServer Plusを使用するか決めていませんが、大容量データの受け渡しを安全かつ円滑に行うための仕組みも導入したいと検討しています。

日本事務器に対して、期待や要望があればお聞かせください。

日本事務器の当社に適した規模感、ワンストップなサービス体制、適正なコスト感など、とても満足しており、最適なパートナーとして位置づけ、長くお付き合いをしていただいております。とても丁寧で親切な対応に感謝しています。今後とも変わらぬ対応をお願いできればと思います。

 


株式会社フォーミュレーション
■ 本社所在地:東京都渋谷区東1-26-20 東京建物東渋谷ビル10F
■ 代表   :代表取締役会長 屋代雄三、代表取締役社長 清水宏泰
■ 設立   :1986年10月9日
■ 従業員数 :44名(グループ全体387名)
■ 事業内容 :TV番組、ネット配信番組のための情報リサーチ/TVCM、広告企画のための情報リサーチ/海外の映像や画像の国内メディア使用に関する権利確認/VコンやCM用の映像リサーチ

※ 取材日時 2026年2月
※ 本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞および製品名等は、閲覧時に変更されている可能性があることをご了承ください。(数字の一部は概数、およその数で記述しています)
※AWS、Amazon、Amazon Web Servicesは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。


更新日:2026年05月07日

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